ある日、事務員さんからLINEが届きました。
「大きくて軽い荷物がAmazonから届きました。和室に置いておきます📦」

「月曜日楽しみにしていてください🎵」と返信すると、すぐに返ってきたのは——
「なんだか分かりませんがワクワクします🤩」
その言葉に、思わず笑顔になりました。
開封の儀式

月曜日。
事務員2人で「開封の儀式」が執り行われました。
箱を手に取った瞬間、「え、何も入ってないんじゃ?」と思うほど軽い。
でも中から出てきたのは、ちゃんとあります。
ストレッチポール。
使ったことがなかった二人、さっそく試してみました。
床に寝転んで、背中でゴロゴロ。
両腕をゆっくり頭の上へ上げていくと、肩甲骨がほぐれていく感覚。大胸筋がじわっと伸びる感じ。
少し試しただけで、感動。
「家族にもさせたいくらい!」と目を輝かせていました。
その日から、毎朝の習慣に
それ以来、出勤したらまずストレッチポールへ。
早めに来た朝、ちょっとした休憩のすき間に。寝転んで背骨を整えてから仕事を始める——
それが自然な日課になっていきました。
道具一つで、体のスイッチが入る感じ。
小さいけれど、確かな変化です。
なぜ導入したのか
実はきっかけは、私自身の悩みでした。
長年、肩こりと首こりに悩まされていて。
毎朝自宅でストレッチポールを使うようになってから、ずいぶん楽になってきたんです。
「これ、職場にも欲しいな」
と社長に話したら、即決でした。
事務員さんも毎日パソコンとスマホで仕事をしています。
少しでも体にいいことを、日常の中に取り入れてほしい。そのシンプルな想いからです。
じわじわ広がる、健康への意識
ちょうど同じ頃、事務員さんから嬉しい言葉が増えてきました。
「最近、毎朝歩くようにしています」
「週末、子どもと一緒に歩きました」
健康の話が、自然と会話に出てくるようになったんです。
ストレッチポールが呼び水になったのか、それとも気持ちが重なっただけなのかはわかりません。
でも確かに、職場の空気が少し変わってきた気がしています。
「ワークエンゲージメント」って、何だろう
少し話が広がりますが、せっかくなので。
最近、経営の文脈でよく聞く「ワークエンゲージメント」という言葉があります。
難しそうな言葉ですが、要は
「仕事が好きで、元気に、夢中で取り組める状態」
のことです。
研究者の言葉を借りると、3つの要素で構成されています。

- 活力:仕事から元気をもらって、生き生きと取り組めること
- 熱意:仕事に誇りややりがいを感じていること
- 没頭:仕事に熱心に、集中して取り組んでいること
ストレッチポールで体を整える習慣は、このどれにも静かに作用していると思っています。
体が楽になれば、気持ちも前向きになる。
気持ちが前向きになれば、仕事への向き合い方も変わってくる。
健康を、企業文化にしていく
「健康経営」という言葉があります。
従業員の健康を、コストではなく投資として考える経営の姿勢のことです。
大げさな制度や仕組みがなくても、できることはあります。
いいと思ったことは、スピード感を持って取り入れる。それがiDEAやり方です。
ストレッチポール一本から始まった小さな変化が、じわじわと職場の文化になっていく——
そんな手ごたえを、今まさに感じています。
心も体も健康でいることが、いい仕事につながる。
そう信じながら、これからも小さなことを積み重ねていこうと思います。



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